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人間はいずれ死ぬ@新宿SAMURAI


パピプペポは難しい5th Album"MEISO FANTASY"Release Tour 『人間はいずれ死ぬ』

2021.09.28(火)新宿SAMURAI



5th Album『迷走ファンタジー』を6月にリリースしたパピプペポは難しい(以降パピムズ)の初となる東名阪ツアーは各公演コンセプトを設けセトリも大幅に変える事が事前に宣言されていた。

ツアーの幕開けを飾る当公演のテーマは“This is パピプペポは難しい”だ。


今では聴く機会も少ない初期SEである「NO NAME -Start-」でステージに登場すると「アイマイニー」からライブをスタート。続けざまに「ペロちゅ」「シャニムニ」とパピムズをデビュー当時から支えてきたおなじみの曲でフロアの熱気は開始早々から最高潮に高まり「彼氏と別れてしまえよ」「しんるーちゅるサイダー」でのメンバーの煽りに応えるように会場の一体感に拍車をかけていく。


いつも通りの緩さで展開されるMCではツアー成功祈願の為にメンバーとファンのみんなで作り上げた千羽鶴の紹介をし、会場に置かれていた千羽鶴にピンスポットが照らされフロアからも笑いが漏れた。

“鶴とパピプペポは難しいをこれからもよろしくお願いいたします”というまったりな振りから夏の切なくエモーショナルなナンバーである「サマータイマー」で会場の雰囲気を瞬時に作り替えてしまえるのはジャンルレスに面白い事を連発していくパピムズならではの強みだろう。


当公演はデビュー当時からの楽曲をリリース順に行っていく内容になっており、前半戦は1st Album『ORiGiN PACK』、2nd Album『とりあえずこれを聴け!』からリリース順に全て披露。これまでのパピムズの楽曲を振り返りながらこの3年間で彼女たちが積み上げてきた成長や味わいを感じさせる、まさしく“This is パピプペポは難しい”なライブに仕上がっていた。


劇調MCで最近一人暮らしを始めた小枝みゆが電話でメンバーをホームパーティーに誘い、遊びに来たメンバーの“おじゃましまーす”というかけ声と共に始まった「ようこそゴーストハウスへ」はワンマンならではの演出で、この日のハイライトの1つだ。流れるように最近のライブではレアといえるだろう「グッバイマイワールド」「ブラック社会」の重厚なサウンドが会場を揺らしオーディエンスを痺れさせる。


“この新宿SAMURAIから大阪・名古屋・最後に東京、沢山パピムズを届けていくので皆さん最後まで楽しんでいきましょう!” というカワシマユカのMCに合わせて流れるのは現SEの「PPPPP Start.」、俄然フロアもヒートアップしていく中ラストスパートへ。

現在のパピムズを語る上では外せない「charm」を豊潤に聴かせ、今ではすっかり定番曲となったキラーチューンの「ホニャララ・アンビシャス」で観客を存分に踊らせた後には、間髪入れずに“パピムズラストはこの曲だ!回せー!”という煽りからタオルを振り盛り上げる「踊れ!サンビーチクルージング!」でフロアを一体化させ熱狂冷めやらぬままこの日を締めくくった。


振り返ればアンコール無し本編のみ1本勝負、合計17曲を駆け抜ける1時間半の“これがパピプペポは難しいだぞ!”と思い知らされるかのような鮮烈な内容で幕を開けるツアーとなった。

今回のツアーではNewアルバムの楽曲を全て行うことを宣言しているが今回披露しなかった曲がどのように各公演に絡んでくるのか−−この辺りもこれからのツアーの見所になりそうな予感だ。



=SET LIST=

SE(NO NAME -Start-)

アイマイニー ペロちゅ シャニムニ 彼氏と別れてしまえよ

しんるーちゅるサイダー

MC

サマータイマー だるい日 ねぇ これから 世界の終わりには牛丼つゆだくをあなたと食べたい

彼女が今日家出しました Help Me ねぇ?

MC

ようこそゴーストハウスへ グッバイマイワールド

ブラック社会

MC(PPPPP Start. 12回し)

charm ホニャララ・アンビシャス 踊れ!サンビーチクルージング!

MC





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